プロジェクトの詳細
研究開始時の研究の概要
悪性神経内分泌腫瘍に対するI-131 MIBGを用いた放射線内部照射治療の副作用としてリンパ球の一過性減少が問題視されている。しかしながら、リンパ球自体にどの程度の放射性組織障害があるか詳細はまだ解明されていない。また、リンパ球自体に起きうるアポトーシスの詳細は明らかではない。本研究では、DNA損傷部位に集積する蛋白質(γ-H2AX)に対する抗体を用いてDNA損傷量を定量することで生物学的なリンパ球への照射量を推定を検討する。またアポトーシス細胞のDNA 断片をTUNEL法で評価することで、リンパ球減少を早期に推定できるかを明らかにする。
ステータス | 終了 |
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有効開始/終了日 | 2022/04/01 → 2025/03/31 |
資金調達
- Japan Society for the Promotion of Science: ¥2,210,000
キーワード
- I-131 MIBG
- γ-H2AX
- リンパ球
- 放射線組織障害