HSV-1皮膚感染モデルを用いた帯状疱疹に伴う疼痛発症メカニズムの解明

  • Yajima, Misako (研究代表者)
  • Shiraki, Kimiyasu (研究協力者)

プロジェクトの詳細

研究成果の概要

HSV-1皮膚感染マウスモデルでは、ウイルス接種後約半数のマウスに運動麻痺が出現し最終的には脳炎を起こし死亡してしまう。抗ヘルペスウイルス薬の投与により、運動麻痺と脳炎による死亡を抑制することができれば、帯状疱疹後神経痛に伴う形態学的変化を効率的に検討できる。本研究では、HSV-1皮膚感染モデルを用いた検討を行うための基礎研究として、新規抗ヘルペスウイルス薬であるヘリカーゼ・プライマーゼ阻害剤ASP2151のHSV-1複製阻害作用に関する検討を行った。ASP2151はアシクロビルと比較してHSV-1の複製をより強力に抑制し感染性ウイルスの産生量を顕著に低下させた。
ステータス終了
有効開始/終了日2013/08/302015/03/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥2,990,000

キーワード

  • 水痘・帯状疱疹ウイルス
  • 単純ヘルペスウイルス
  • 帯状疱疹後疼痛
  • 帯状疱疹
  • 帯状疱疹後神経痛
  • 感染症