Ex vivo肺がんモデルにおけるメカニカルストレスの解析

  • Kitamura, Naoya (研究代表者)

プロジェクトの詳細

研究開始時の研究の概要

生体内の細胞分化や増殖にメカニカルストレス(機械的な刺激)が関与しているが、がん細胞への影響を検証する有効なモデルは今までなかった。我々は、ラット肺組織骨格を再細胞化する手法で、血管内皮、上皮細胞の単純な細胞構成、自然な3次元構造を持つ再生肺を作成し、その再生肺上に肺がん結節を持つ小型肺がんモデルを作成した。このモデルはバイオリアクター(生化学反応を行う装置)内で呼吸運動、血流を付加できる今までにないEx vivo実験モデルである。本研究では同モデルにメカニカルストレスを加え、肺がん細胞への影響を、病理学的、分子生物学的に解析する。
ステータス終了
有効開始/終了日2023/08/312025/03/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥2,860,000

キーワード

  • メカニカルストレス
  • 肺がんモデル
  • バイオリアクター
  • 脱細胞
  • 再細胞