DNAメチル化による難治性統合失調症の原因解明および診断への応用

  • Uno, Kyosuke (研究代表者)

プロジェクトの詳細

研究概要

メタンフェタミン連続投与したマウスおよびコントロールマウス脳部位および血中のゲノムDNA を抽出し、DNAメチル化解析を試みた。また血中メチル化状態と脳部位ごとのメチル化状態の相関性について検討した。Shatiのメチル化について検討したところ、側坐核においては特定のCpGユニットで有意な変化が確認された。また血中のShatiゲノムのメチル化についても興味深いことに側坐核と同様のCpGユニットで有意な変化が確認できた。このことより、血中のメチル化の測定が、脳内のメチル化を反映する可能性が考えられる。さらなる解析が必要であるものの血中DNAメチル化解析による統合失調症診断への応用の可能性が示唆される
ステータス終了
有効開始/終了日2011/01/012012/12/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥3,250,000

キーワード

  • DNAメチル化
  • 精神疾患
  • 神経疾患
  • 統合失調症
  • エピジェネティック
  • メチル化