プロジェクトの詳細
研究開始時の研究の概要
空間1次元 FitzHugh-Nagumo型1活性-2抑制因子モデルにおけるフロントあるいはパルスダイナミクスを有限次元の系に縮約するとき,より簡便な常微分方程式の係数決定を提案し,それを解析することによって元の反応拡散系の様々なダイナミクスの全体像を明らかにすることが第1の目的である。さらにその結果を用いて,空間的非一様性の強さと進行フロント波や進行パルス波との相互作用のダイナミクス(非一様性のために出現した安定,不安定な定常解や周期解などの力学的構造)を明らかにすることが第2の目的である。これらの結果をさらに,3種競争拡散系に拡張することが第3の目的である。
ステータス | 終了 |
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有効開始/終了日 | 2019/04/01 → 2025/03/31 |
資金調達
- Japan Society for the Promotion of Science: ¥4,290,000
キーワード
- 中心多様体縮約
- Bogdanov-Takens型分岐
- フロントダイナミクス
- 3成分反応拡散系
- 特異摂動法
- 3成分競争拡散系
- 進行フロント解
- 進行パルス解
- 3成分反応拡散系
- 3成分競争拡散系
- 3次のJordanブロック型退化
- 反応拡散系
- パルスダイナミクス
- 余次元2の分岐理論