プロジェクトの詳細
研究概要
(3)咽頭部もしくは耳胞付近の異所的なPGCSを12体節期(受精後15時間)より経時的に観察したところ、正常の位置に分布するPGCsと同様の組織学的変化を呈した。これらの異所的PGCsは、PGCsが生殖隆起に到達後に示す生殖幹細胞への組織学的な変化および分裂を、生殖隆起に位置するPGCsと同調的に行った。これらの結果は、PGCsが位置情報なしに自律的に分化を遂げるか、異所的なPGCsが確認された咽頭部や耳胞付近の中胚葉細胞がPGCsの分化にとって好的環境であったかのどちらかを示すと考えられた。
ステータス | 終了 |
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有効開始/終了日 | 2002/01/01 → 2003/12/31 |
資金調達
- Japan Society for the Promotion of Science: ¥2,500,000
キーワード
- 始原生殖細胞
- PGCs
- 胞盤移植
- 生殖系列キメラ
- ゼブラフィッシュ
- 生殖質