プロジェクトの詳細
研究概要
そこで本研究では,視覚工学の観点より,高齢者の視覚機能(特に白内障)を考慮した「視覚バリアフリー」情報呈示のための基礎的データを提供することをその目的としている。そこで平成18年度は,17年度に引き続き白内障に関する情報収集を行った。また17年度の実験において,白内障の場合ではそうでない場合と比較して周囲の光による色の認識への影響が大きいことが明らかとなり,それ故,周囲照度の変化と色の見え方について測定を行った。その結果,赤とオレンジと認識される範囲に大きな差があることが明らかとなった。得られたこれらの結果は国内外の学会において発表を行った。国外ではオランダで開催されたIEA2006大会で発表を行い,国内では,照明学会や人間工学会の全国大会にて発表を行った。
ステータス | 終了 |
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有効開始/終了日 | 2005/01/01 → 2006/12/31 |
資金調達
- Japan Society for the Promotion of Science: ¥1,700,000
キーワード
- 高齢者
- 白内障
- 視覚バリアフリー
- フルカラーLED情報板
- 高齢