高等植物細胞における局所的な細胞壁修飾に関わる小胞輸送に関する研究

  • 唐原, 一郎 (研究代表者)

プロジェクトの詳細

研究概要

カスパリー線については、まずRT-PCRにより、エンドウのペクチン分解酵素をコードする遺伝子の候補の増幅断片をいくつか得た。今後in situハイブリダイゼーションを行う予定である。またトウモロコシの種子根を加圧凍結し、外皮カスパリー線の観察を試みたが、現時点ではうまくいっていない。クライオプロテクタントなどの工夫が必要であると考えられた。トウモロコシの種子根において、塩分ストレスによってカスパリー線の幅が増大することを明らかにした。
ステータス終了
有効開始/終了日2002/01/012003/12/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥2,900,000

キーワード

  • エンドサイトーシス
  • クラスリン被覆小胞
  • トモグラフィー
  • CT
  • 電子顕微鏡
  • 加圧急速凍結法