高活性二酸化炭素水素化触媒の創製とその実用化に向けた検討

プロジェクトの詳細

説明

地球温暖化の主因とされる二酸化炭素(CO2)の排出量削減と新たなエネルギー源の創成を両立するCO2水素化反応(CO2 + 4H2 → CH4 + 2H2O)は多角バレルスパッタリング法で調製したRu担持TiO2触媒を用いることで低温化する。本研究では、CO2水素化反応を最も低温化する担持金属種と担体の組合せを検討した。また、第一原理計算から、反応の低温化はRuのナノ粒子化による2つの素反応(CO + H → CHO、CH3 + H → CH4)のエネルギー障壁の低下に起因すると推測された。さらに、本反応の実用化に向けて、装置の改良による触媒収率の向上や大型装置による触媒の大量調製も検討した。
ステータス終了
有効開始/終了日2011/04/012014/03/31

フィンガープリント

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