プロジェクトの詳細
研究概要
本研究は、中国の飼料穀物(トウモロコシ)の米国からの輸入可能性について、EUと比較しつつ、農業生産・流通構造の視点から考察したものである。その結果、(1)EUでは、農場の規模拡大、農協の企業化により国際価格に対応していること、(2)中国でも、国際価格が低下すると輸入増大の可能性があり、それを回避するには流通コストだけでなく生産コスト削減が必要であること、(3)しかし、中国では規模拡大は困難であり、単収増加に期待をかけていること等が明らかになった。
ステータス | 終了 |
---|---|
有効開始/終了日 | 2006/01/01 → 2008/12/31 |
資金調達
- Japan Society for the Promotion of Science: ¥3,970,000
キーワード
- 国際農業
- 食料自給率
- 飼料穀物
- 農政改革
- 直接支払い制度
- 農業生産
- 流通構造
- 日本:中国:韓国:EU
- 国際研究者交流
- 農業経済学
- 農林水産物
- 米中関係
- 農業構造
- 中国:韓国