プロジェクトの詳細
説明
食資源由来機能性多糖のインフルエンザAウイルス感染制御機構の解明を行うと同時に、新規機能性多糖の探索も実施した。その結果、メカブ由来フコイダンは直接的な抗ウイルス作用と同時に宿主の免疫機能を介して、抗ウイルス作用を発現することを認めた。また、それらはTLR-4を介して、マクロファージなどの自然免疫系の活性化を回することを確認した。特に、経口投与した際に腸管のパイエル板に取り込まれていることを確認したことから、経口投与での免疫機能を介して作用であることを示唆した。この他にもコシアブラやネギから経口投与でインフルエンザウイルスに有効な多糖体を見出した。
ステータス | 終了 |
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有効開始/終了日 | 2011/04/01 → 2014/03/31 |
フィンガープリント
このプロジェクトで扱った研究トピックを検索します。これらのラベルは、プロジェクトの研究費/助成金に基づいて生成されます。これらがまとまってユニークなフィンガープリントを構成します。