プロジェクトの詳細
研究概要
韓国の慶尚南道出土の高麗時代や朝鮮時代に製作されたとみられる銅鋺、匙等、40点の金相評価ならびに成分分析を行った。なお、出土品は現代の鍮器とほぼ同様の組成であり、錫と銅のみで構成される二元系の熱処理型高錫青銅器であった。現代の鍮器では、銅鋺や匙などは鋳造法で作られることが多いが、出土青銅器はその多くが熱間鍛造で成形されたことが判明した。
ステータス | 終了 |
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有効開始/終了日 | 2009/01/01 → 2011/12/31 |
資金調達
- Japan Society for the Promotion of Science: ¥13,910,000
キーワード
- 蛍光X線分析
- 熱処理型高錫青銅
- 熱間鍛造
- 鋳造
- 焼き入れ
- 金属組織
- 高錫青銅器
- 熱処理
- 韓国鍮器
- 蛍光X線成分分析