青銅器などの金属遺物の年代・製法を磁化から探る新規研究

  • 酒井, 英男 (研究代表者)
  • 三宮, 千佳 (研究分担者)
  • 竜田, 尚希 (研究分担者)
  • 長柄, 毅一 (研究分担者)
  • 菅頭, 明日香 (研究分担者)

プロジェクトの詳細

研究開始時の研究の概要

考古地磁気の研究では,焼土や土器・陶磁器の残留磁化(磁化)が地磁気を記録する特性を用いて,年代推定等の研究が行われている.しかし,研究対象は磁性粒子を含む資料に限られることから,非鉄製の青銅製品や金銅仏等は,磁化はないと見なされて,従来,研究されていなかった.申請者等は,研究方法を工夫して青銅に微弱な磁化を見つけた.本申請では,考古学で重要な非鉄の金属製遺物が安定な磁化を有することを証明し,磁化による年代や製造過程等の新規研究法の構築につなげる.
ステータスアクティブ
有効開始/終了日2023/04/012027/03/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥11,310,000

キーワード

  • 金属製遺物
  • 青銅
  • 磁化
  • 年代