プロジェクトの詳細
研究概要
細胞にストレスを与えると,それに応答してストレス蛋白質をコードする遺伝子が速やかに活性化される.また,予めストレスを与えた細胞は,凍結処理や高圧環境などの2次ストレスに対する耐性を獲得する.ここでは高浸透圧のストレス応答による2次ストレスとしての高電圧パルス耐性の影響を新たに確認した.結果として,直流高電圧パルスを用いた遺伝子導入法で,高浸透圧ストレス処理によって従来法に対して大幅に遺伝子導入効率を向上させることが可能となった.これにより生命研究分野のさらなる発展が期待できる.
ステータス | 終了 |
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有効開始/終了日 | 1999/01/01 → 2000/12/31 |
資金調達
- Japan Society for the Promotion of Science: ¥1,700,000
キーワード
- 電気効果
- 酵母菌
- 遺伝子導入
- 蛋白質放出
- 凍結保存
- 形質転換
- コンピテント細胞
- エレクトロポレーション