プロジェクトの詳細
研究概要
古代青銅製品にできる分割位置の鋳バリを研磨しても、鋳造時の鋳バリの急冷凝固と本体の徐冷凝固の差による内部の気泡や鋳鬆の発生の違いをX線透過撮影で写し、その位置の判定が可能であることを実験で解明した。今後は、研磨製品でも鋳バリ痕跡が写れば、分割型鋳造法と判定できる。また、鋳型面にできる亀裂が、製品から凸の鋳バリを作るばかりでなく、亀裂奥の水分によって亀裂の形に沿った溝形状を作ることが判明した。
ステータス | 終了 |
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有効開始/終了日 | 2009/01/01 → 2011/12/31 |
資金調達
- Japan Society for the Promotion of Science: ¥3,340,000
キーワード
- 溝状鋳バリ
- 鋳型中結晶水
- 鋳バリ急冷凝固
- 凝固速度差
- X線透過撮影写真
- 鋳型分割方法
- 鋳型材
- 鋳型焼成方法
- 蟹満寺釈迦如来坐像
- 実物大試料
- X線透過撮影
- 分割型鋳造法
- 鋳型材質
- 中国古代青銅器
- 遊牧民青銅器
- 三角縁神獣鏡
- 鋳バリ下層
- 凝固速度
- 鋳鬆
- 分割鋳型法
- 蝋型鋳造法
- 凝固痕跡
- 鋳造肉厚
- 三次元レーザー測量
- 鋳型面亀裂
- 土鋳型
- 石鋳型
- 神荒谷遺跡出土鍋剣
- 復元鋳造
- 鋳バリ比較
- 未研磨青銅器