銅および銀配位高分子鎖を用いた高効率光捕集系の開発

プロジェクトの詳細

研究開始時の研究の概要

光エネルギーの高効率利用には光合成で見られるような光捕集系を持つ複合系が有効であり、光機能性化合物の集積・連結、およびその間のエネルギー移動の制御が必要である。本研究では、混晶化を利用して高い光機能性・エネルギー移動能を持つ銅および銀の発光ユニットを連結し、エネルギードナーとアクセプターを同一鎖上に持つ配位高分子を合成する。また、光機能性を持つ他の金属錯体ユニットを、錯体配位子として配位高分子鎖へ導入することも試みる。新規合成した化合物の光物性測定によりユニット間のエネルギー移動の制御要因を解明し、高効率の光捕集系を構築する。
ステータスアクティブ
有効開始/終了日2025/04/012028/03/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥4,680,000

キーワード

  • 光捕集
  • 混晶
  • 配位高分子鎖