プロジェクトの詳細
研究概要
ラマン散乱の増大が観測されたのと反対にルミネッセンの強度はガラス上と比較して減少していることが判明した。また、この励起波長依存性もプラズマ共鳴よりも色素の電子遷移を大きく反映しており、吸着色素のルミネッセンス強度はプラズマ共鳴による電場効果と吸着色素のエネルギー援和過程との競合によるという実験的事実を得た。今後、吸着色素の寿命の直接的な測定等は、金属との化学的な相互作用を探る上で極めて重要な課題である。
ステータス | 終了 |
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有効開始/終了日 | 1986/01/01 → 1986/12/31 |
資金調達
- Japan Society for the Promotion of Science: ¥1,200,000
キーワード
- 表面ラマン散乱
- プラズマ共鳴
- 色素分子
- エネルギー移動
- ルミネッセンス