[金属イオン-配位子]カクテルを用いた新規なキラル配位子交換法の開発

  • Kodama, Shuji (PI)
  • Yamamoto, Atsushi (CoI)
  • Aizawa, Sen-ichi (CoI)
  • Taga, Atsushi (CoI)

プロジェクトの詳細

説明

1種類の配位子と2種類の金属イオンから成る泳動緩衝液を用いた配位子交換キャピラリー電気泳動法により、リンゴ酸、酒石酸およびイソクエン酸の光学異性体分析法を検討した。配位子にD-キナ酸を、金属イオンにCu(II)イオン単独で用いると、酒石酸だけが学分割され、リンゴ酸とイソクエン酸は光学分割されなかった。しかし、金属イオンとして銅(II)イオンにSc(III)イオンを混合すると、3種類のα-ヒドロキシ酸はすべて光学異性体分離され、また、クエン酸も同時に分析できることが分かった。この配位子交換法はジュース中のα-ヒドロキシ酸光学異性体分析に適用できた。
ステータス終了
有効開始/終了日2011/04/012014/03/31

フィンガープリント

このプロジェクトで扱った研究トピックを検索します。これらのラベルは、プロジェクトの研究費/助成金に基づいて生成されます。これらがまとまってユニークなフィンガープリントを構成します。