退院調整における訪問看護師の稼働量のコスト換算と報酬,利益との整合性に関する研究

  • 高倉, 恭子 (研究代表者)

プロジェクトの詳細

研究概要

訪問看護が関わる退院調整の時期を「退院前」「訪問前」「訪問直後」「2回目の訪問」に区分し、訪問看護師の活動内容と時間、加算の状況を把握した。過去の研究では長期間かつ詳細な退院調整活動の報告はなかった。各区分で加算条件に該当しない活動を少なくとも1時間は行っており、通常の訪問業務に換算した場合、収入に影響すると考えられた。自由記述の回答では「電話や調整の時間に対する評価が必要」「現況の評価では収益と整合しない」等があった。本研究の調査は平成24年報酬改定後に実施しており、退院調整の報酬体制に検討の余地があることが示唆された。
ステータス終了
有効開始/終了日2011/01/012012/12/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥1,300,000

キーワード

  • 退院調整
  • 訪問看護
  • 報酬