近赤外線分光法を用いた持続性知覚性姿勢誘発めまいの他覚的評価システム構築

プロジェクトの詳細

研究開始時の研究の概要

持続性知覚性姿勢誘発めまい(PPPD)はめまい感を主訴とする慢性めまい疾患であり、めまい疾患の約2割を占める。PPPDの診断は問診による自覚症状により行われており、他覚的な検査法はない。PPPDでは従来の前庭リハビリテーション(前庭リハ)に抵抗してめまい・ふらつきが持続する難治例が存在する。そこで本研究では、非侵襲的な脳機能画像検査である近赤外線分光法(NIRS)により、PPPD患者でのめまい感の増悪に関連する大脳皮質領域を検討することで他覚的な検査装置の開発を目指す。さらに、新しい前庭リハとしてニューロフィードバック(NF)技術への応用を目指してめまい感に相関する大脳皮質領域を検討する。
ステータス終了
有効開始/終了日2022/04/012025/03/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥4,160,000

キーワード

  • 近赤外線分光法
  • 持続性知覚性姿勢誘発めまい
  • 前庭リハビリテーション
  • 大脳皮質
  • ニューロフィードバック療法