近世中央アジア東部における歴史的聖者伝の系統研究

  • SAWADA, Minoru (研究代表者)

プロジェクトの詳細

研究概要

中央アジア東部で18世紀後半以降に作成されたムハンマド・サーディク・カーシュガリー著『ホージャガーン伝』(別名『アズィーザーン伝』)のA系統(長編)の写本とB系統(短編)の写本の校訂作業を進めた。その結果、同じ人物や出来事の記述において文章表現の異なる箇所が多く見られること、どちらか一方の系統の写本にしか記述されていない内容があること、全体構成において大きな相違があることなどが確実に判明した。
ステータス終了
有効開始/終了日2007/01/012010/12/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥2,860,000

キーワード

  • 中央アジア
  • イスラーム
  • 聖者
  • 聖者伝
  • トルコ語