複数の草原性チョウ類の遺伝解析に基づく保全単位の地理構造と保全意義の提示

プロジェクトの詳細

説明

日本の草原性生物の多くは急速に減少しているため、再導入や補強を実施するための遺伝情報や草原性生物の歴史を解明して日本の生物相としての位置づけを解明する必要がある。本研究では、絶滅危惧種を含む複数の草原性チョウ類について日本を含む東アジアスケールで遺伝解析を行い、(1)現存個体に加えて標本DNAも利用して、遺伝的な保全単位の地理的範囲を解明して草原性チョウ類の補強や再導入に必要な知見を提供する。また、(2)日本の草原性チョウ類の起源と地質学的スケールでの存続様式を自然の作用と人の営為の影響を地域ごとに参照しながら解明することで、草原性生物の保全意義を科学的に提示し、その保全を推進する。
ショートタイトル草原性チョウ類
ステータスアクティブ
有効開始/終了日2021/04/012026/03/31

フィンガープリント

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