行動薬理学的手法によるアパシー病態の新規評価系構築と分子基盤の解明

  • 澤幡, 雅仁 (研究代表者)

プロジェクトの詳細

研究開始時の研究の概要

アパシーはアルツハイマー病 (AD) など多くの神経疾患で観察される疾患横断的症状であり、病状の増悪、介護者のQOLの低下が問題となっている。しかし、確立された治療法はなく、基礎研究もほとんど進んでいないため、その病態・分子基盤については不明である。そこで本研究ではマウスが意欲的に回転かごを回すという行動学的特性に着目し、回転かごを用いたアパシーの新規評価系の構築並びに、網羅的タンパク発現解析及びリン酸化シグナル解析の実施により、アパシーの分子基盤の解明を目指す。
ステータスアクティブ
有効開始/終了日2023/04/012026/03/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥4,550,000

キーワード

  • アパシー
  • アルツハイマー病
  • 行動薬理学
  • 神経変性疾患