葛根湯の腸管粘膜免疫系での樹状細胞を介したアレルギー性免疫応答制御作用の検討

  • Yamamoto, Takeshi (研究代表者)

プロジェクトの詳細

研究概要

食物アレルギーの治療を目指し、アレルギー性消化器症状を発症する病態マウスを用いて漢方薬による効果を検討し、葛根湯が治療効果を示すことを見出した。また、葛根湯と構成生薬が類似した漢方薬や葛根湯の構成生薬の単一エキスや含有成分を用いて治療効果の検討を行い、葛根エキスと葛根に含まれるいくつかのイソフラボン類が治療効果を示すことを明らかにした。その治療効果には、腸管粘膜固有層でのCD4+foxp3+制御性T細胞の増加が関与することを明らかにした
ステータス終了
有効開始/終了日2010/01/012012/12/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥3,900,000

キーワード

  • 東洋医学
  • 葛根湯
  • 腸管粘膜免疫
  • 食物アレルギー
  • 制御性細胞
  • 樹状細胞
  • 腸管粘膜免疫系
  • 制御性T細胞