膵癌に対する分子標的治療の新たな戦略-接着因子関連蛋白をターゲットとして

  • Sawada, Shigeaki (研究代表者)

プロジェクトの詳細

研究概要

細胞接着因子であるインテグリンを介して細胞外から細胞内へ入る信号を変化させる役割をもつ膜蛋白CD151をターゲットとした研究。培養可能なヒト膵癌細胞5種類を入手しCD151の発現をチェックしたところ、いずれの細胞にも発現は認めなかった。CD151と強固な複合体を形成している接着因子はインテグリンa3b1で、その接着基質であるラミニン5産生細胞の培養に成功した。
ステータス終了
有効開始/終了日2007/01/012008/12/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥3,630,000

キーワード

  • 膵癌
  • 膜蛋白
  • 細胞内シグナル
  • 接着因子
  • CD151
  • 転移能