脳ホルモンからみた魚類における摂食調節機構の多様性

  • 阿見弥, 典子 (研究代表者)

プロジェクトの詳細

研究概要

飼育実験が容易であるメダカを用いて摂餌とORXの関連性を調べた.メダカの脳内ORX量は摂餌中に低く,さらに,定刻給餌時刻に給餌されないことで,その後(3時間後)有意に増加していたことからメダカにおいて脳内ORXは摂餌に関与することが示唆された.また,12時で24時より有意に脳内ORX量は高かった.この結果は,脳内ORX分泌量における日周リズムの存在を示唆するが,給餌時刻に同調している可能性も考えられる。
ステータス終了
有効開始/終了日2009/01/012011/12/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥1,000,000

キーワード

  • 摂食調節
  • オレキシン
  • ニューロペプチドY
  • グレリン
  • マツカワ
  • キンギョ