脂肪組織M2マクロファージによるインスリン感受性の調節機序の解明

プロジェクトの詳細

研究開始時の研究の概要

これまでインスリン抵抗性悪化の機序については、非肥満における抗炎症性M2MΦの優位性が、肥満に伴う炎症性M1MΦの増加により逆転し、その結果として起こる慢性炎症に起因すると報告されてきた。一方、肥満過程におけるM2MΦの変化様態と、そのインスリン感受性調節への関与の構造については殆ど知られていない。そこで本申請では、肥満によりM2MΦがどのようなリモデリングを受け、その結果、インスリン感受性をどのように調節するかについて、M2MΦのlineage tracingとM2MΦ欠損マウスを用いて解明する。
ステータスアクティブ
有効開始/終了日2024/04/012027/03/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥18,460,000

キーワード

  • 2型糖尿病
  • インスリン抵抗性
  • 肥満
  • M2マクロファージ
  • 脂質関連マクロファージ