脂肪組織の可塑性メモリーを規定するエピゲノム制御による肥満リバウンド抑止法の開発

プロジェクトの詳細

研究開始時の研究の概要

ヒトは一旦肥満に陥ると、減量できたとしてもその後の体重維持は困難であり、体重の再増加、すなわちリバウンドをきたし易い。この”脂肪組織の可塑性メモリー“の実態解明のために脂肪組織に存在する全細胞種を対象としたエピゲノムを含む包括的解析が必要である。そこで本研究ではリバウンドモデルマウスを用い、肥満減量後も遷延する内臓脂肪組織の質的変化をエピゲノム・トランスクリプトーム・形態および機能レベルで明確化する。効果的な介入法を探索し、体重増減の悪循環からの脱却手段を目指す。
ステータスアクティブ
有効開始/終了日2024/04/012028/03/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥18,590,000

キーワード

  • リバウンド
  • 肥満
  • 内臓脂肪
  • エピゲノム