網膜関門細胞膜透過ペプチド輸送機構解明による高分子医薬品の網膜送達基盤構築

  • 赤沼, 伸乙 (研究代表者)
  • 泉尾, 直孝 (研究分担者)
  • 細谷, 健一 (研究分担者)

プロジェクトの詳細

研究開始時の研究の概要

網膜は外部からの物質到達が非常に困難な組織である。この困難さのために、糖尿病網膜症や加齢黄斑変性症、緑内障などの網膜疾患時には、網膜へと薬物を送達する技術が限られている。本研究では、循環血液から網膜への薬物移行を制御する血液網膜関門に存在する固有の細胞膜透過ペプチド (CPP) 輸送機構が、網膜疾患治療に有効な抗体を始めとした高分子医薬品の網膜デリバリーへの有効性を決定付けることを目的としている。
ステータス終了
有効開始/終了日2022/04/012025/03/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥17,420,000

キーワード

  • 血液網膜関門
  • 細胞膜透過ペプチド
  • 受容体
  • トランスサイトーシス