網膜虚血再灌流障害に対する低濃度水素ガス吸入療法の最適化とその臨床応用

プロジェクトの詳細

研究開始時の研究の概要

ラット網膜の虚血再灌流モデルを用いて、2%水素ガス吸入療法により網膜虚血再灌流障害に対する効果を証明したので、さらに臨床での使用を想定し、2%水素ガス吸入療法の最適化を検討する。ラット網膜の虚血再かん流障害作成後に60分間の2%水素ガス投与を行っても網膜保護効果があることをこれまでの前実験で確認しているので、ラット網膜の虚血再灌流障害を作成後に2%水素ガス吸入を毎日60分間、連続5日間実施し、投与日数と網膜保護効果の関連を検討する。その結果を受け、発症早期の網膜中心動脈閉塞症に対する2%水素ガス投与の視力および視野に対する効果を特定臨床研究として承認を受け、実施する。
ステータスアクティブ
有効開始/終了日2025/04/012028/03/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥3,900,000

キーワード

  • 虚血再灌流
  • 網膜
  • 水素ガス