経頭蓋直流電気刺激療法によるパーキンソン病患者ドパミン細胞の可塑的回復

  • 幸治, 石黒 (研究代表者)
  • 髙倉大匡,Nguyen Nghia T,伊東伸祐,西条寿夫,將積日出夫, 37) (研究分担者)
  • Noguchi, Kyo (研究分担者)
  • Nakatsuji, Yuji (研究分担者)
  • Nukui, Takamasa (研究分担者)
  • 伸浩, 道具 (研究分担者)
  • Hattori, Noriaki (研究分担者)
  • 孝輔, 馬場 (研究分担者)

プロジェクトの詳細

研究開始時の研究の概要

パーキンソン病(PD)は中脳黒質緻密部のドパミン細胞の脱落変性により、振戦や固縮など多彩な症状が出現する神経変性疾患である。本研究の目的は、PD患者に対する経頭蓋直流電気刺激療法(tDCS)を用いたリハビリテーションが、ドパミン細胞の可塑的回復に与える影響を解明し、より効果的な治療プログラムを開発することである。非侵襲性のtDCSは安全性と有効性が示唆されているが、改善に至る病態生理学的メカニズムは依然として不明である。リハビリテーションの重要性が増している今日、PD症状の改善メカニズムを病態生理学的に解明することは、PD治療に新たな選択肢を提供し、医療貢献の場でもフロンティア開拓に大きく貢献する。
ステータス終了
有効開始/終了日2022/04/012025/03/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥4,160,000

キーワード

  • パーキンソン病
  • 経頭蓋直流電気刺激
  • 運動症状
  • 非運動症状
  • 中脳黒質
  • ニューロメラニン
  • functional MRI
  • 脳内ネットワーク
  • ドパミン
  • 可塑性