細動波(f波)周波数解析によるガイド下心房細動手術の開発

  • FUKAHARA, Kazuaki (研究代表者)
  • 三崎, 拓郎 (研究分担者)
  • KOTOH, Keiju (研究分担者)
  • Doi, Toshio (研究分担者)

プロジェクトの詳細

研究概要

本研究では心房細動症例において心臓電気刺激装置の機器内部の心電図入力端子を心表面電位採取用に改変して、刺激と同時に心表面の電位が採取できるような心表面マッピングシステムを構築した。このシステムで細動波(f波)周波数解析を行い、その解析結果の集積から、個々の症例で心房切開、電気的隔離線の至適部位を検討し、ガイド下心房細動手術を試行したところ、周波数解析の結果では、各部位での周波数にかなりばらつきがあることが判明し、特に心房細動の基礎疾患(僧帽弁疾患、大動脈弁疾患、三尖弁疾患、虚血性心疾患など)、心負荷の程度との関連性が認められた
ステータス終了
有効開始/終了日2010/01/01 → 2012/12/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ￥4,420,000

キーワード

  • 心臓大血管外科学
  • 心房細動
  • 周波数解析

プロジェクトにアクセス

  • 1 学術論文