糖尿病とうつ病の嗅覚/オレキシン系のレジリエンス促進による連動的治療法の開発

プロジェクトの詳細

研究開始時の研究の概要

糖尿病に併存するうつ病克服のため、感情コントロールの従来概念を代謝と内臓感覚を含めた生体応答として捉え直す。①感情が感情価、覚醒度、糖・脂質エネルギー量の三要素で形成されることを実証し、ストレスに伴う感情の三要素のひずみを嗅覚系とオレキシン系を介して調整できるか検証する。また②感情調節に寄与する全身性機構における自律神経系、ホルモン系、免疫系の役割を検証する。さらに③本研究で開発する感情コントロール療法が抗うつや糖尿病治療を改善するか検証する。脳と内臓の連関が織りなす「こころ」のゆらぎやひずみの構造を解明し、回復力を促進してうつと糖尿病の連動的な新規治療戦略を開発する。
ステータスアクティブ
有効開始/終了日2023/04/012026/03/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥18,850,000

キーワード

  • 嗅覚
  • オレキシン
  • 糖尿病
  • うつ
  • エネルギー代謝