精神疾患における脳形態変化の疾患特異性に関する研究

プロジェクトの詳細

説明

我々は、磁気共鳴画像(MRI)を用いて、統合失調症にみられる脳形態変化の疾患特異性を検討した。上側頭回や前部帯状回の灰白質体積減少は統合失調症の発症に先立ちみられ、特に病初期の側頭葉領域の進行性灰白質体積減少は様々な精神疾患の中でも統合失調症に特異的であった。一方、ストレス脆弱性を反映する変化と考えられる下垂体体積増大や神経発達障害の指標である嗅溝の変化はより一般的な変化と考えられた。
ステータス終了
有効開始/終了日2010/04/012014/03/31

フィンガープリント

このプロジェクトで扱った研究トピックを検索します。これらのラベルは、プロジェクトの研究費/助成金に基づいて生成されます。これらがまとまってユニークなフィンガープリントを構成します。