発光イメージングを利用したBDNF発現調節による神経精神疾患治療薬開発の基盤構築

  • 福地, 守 (研究代表者)

プロジェクトの詳細

研究成果の概要

脳由来神経栄養因子BDNFは、記憶・学習などの高次脳機能発現に重要であり、様々な神経・精神疾患との関わりも深い。最近、我々はルシフェラーゼを利用してBDNF遺伝子発現変化を可視化可能なトランスジェニックマウス「BDNF-Lucマウス」を作成した。本研究では、このマウスを用いて、in vitroおよびin vivoにおけるBDNF遺伝子発現変化の経時的なモニタリングに成功した。さらに、BDNF-Lucマウス由来大脳皮質ニューロンを利用してBDNF遺伝子発現を活性化させる薬剤を探索する多検体スクリーニング法を構築した。これら本研究の成果は、今後の創薬研究開発に貢献することが期待された。
ステータス終了
有効開始/終了日2013/04/012016/03/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥4,290,000

キーワード

  • BDNF
  • ルシフェラーゼ
  • イメージング
  • 発光イメージング
  • 遺伝子発現