異材摩擦攪拌接合の多重変形場が継手組織の多様性に及ぼす影響とその制御指針の策定

プロジェクトの詳細

研究開始時の研究の概要

本研究では、A6061-T6アルミニウム合金板とAZ31マグネシウム合金板の突き合せ摩擦攪拌接合(FSW)における継手組織形成過程を、接合ツール近傍の変形場(複数の変形モードが重畳した状態)との因果関係にて定量的に明らかにし、無欠陥かつ高温組織安定性を有する健全な継手組織を得るための理想的な接合ツール形状ならびに最適接合条件を明らかにすることを目的とする。このために、透明作動流体を用いた流動可視化実験、FSW実験、熱処理、各種組織解析・評価実験、ならびに力学特性評価試験を実施する。得られた成果を材料技術情報データベースに登録し、社会実装へ橋渡しする。
ステータスアクティブ
有効開始/終了日2023/04/012026/03/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥4,810,000

キーワード

  • 摩擦攪拌接合
  • 変形場
  • 塑性流動
  • 可視化
  • 透明作動流体