プロジェクトの詳細
研究開始時の研究の概要
産後の女性の腹圧性尿失禁慢性化予防のため、セルフケアとして新たな運動プログラムの開発と効果を検証する。腹圧性尿失禁の保存的治療として骨盤底筋訓練が推奨されている。しかし、骨盤底筋群は身体内部にあるため認識しづらく女性の27.0%は正しく収縮させられないとの報告があり、効果的な訓練は実施できていないと考えられる。そこで、本研究では、骨盤底筋群と解剖学的に連結している股関節内転筋に着目し、内転筋からのアプロ―チにより骨盤底筋の機能が向上し、尿失禁の改善に繋がるのではないかと考え、産後の女性を対象に股関節内転筋を強化する運動プログラムを実施し、尿失禁症状の改善に有効であるかを明らかにする。
ステータス | 終了 |
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有効開始/終了日 | 2020/09/11 → 2025/03/31 |
資金調達
- Japan Society for the Promotion of Science: ¥2,860,000
キーワード
- 腹圧性尿失禁
- 股関節内転筋
- 骨盤底筋訓練
- 産後女性