生物による針状素材を用いた建築原理の数理

プロジェクトの詳細

研究開始時の研究の概要

複雑な生命現象の理解では,本質のみを抽出した数理モデルが有効であると考え,「現象を出来るだけ少ない変数の数理モデルで表す」という手法を用いて,これまでに,実験研究者との共同研究成果を挙げてきた.形態形成は,生命現象としての複雑さに加え,3D形態という幾何学の複雑さを含むからこそ,それを理解するためには,現象を少ない変数の数理モデルで表現することが有効である.本研究では,カワカイメンとゼブラフィッシュのヒレ骨形成を対象とし,「剛性の高い棒(針)状素材の組み立て」を表す数理モデル化を行う
ステータス終了
有効開始/終了日2020/11/192025/03/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥72,930,000

キーワード

  • 数理モデル
  • 形態形成
  • 数値計算
  • 反応拡散方程式
  • 形づくり
  • 応用数学
  • 現象の数理モデル
  • 後期発生