環北太平洋危機言語の形成プロセスの解明に向けた地域類型論の構築

  • Kurebito, Megumi (研究代表者)
  • 堀, 博文 (研究分担者)
  • 児倉, 徳和 (研究分担者)
  • 江畑, 冬生 (研究分担者)

プロジェクトの詳細

研究開始時の研究の概要

本研究は,2018年に設立された日本北方言語学会を母体とし,シベリアから北米北西部にまたがる環北太平洋域に分布する先住民諸言語(ENAL)を研究対象とする。研究では,ENALの類型的・系統的多様性を生み出してきた言語接触の様々な痕跡や,歴史的背景を解明することにより,地域類型論の構築を目指す。具体的には,①各メンバーの専門言語(シベ語,トゥバ語,コリャーク語,ハイダ語)の文法記述,②日本北方言語学会第7回大会開催,③学会誌『北方言語研究』刊行,④学会会員の資料刊行支援などを行なっている。国内外の学会員も約100名に増え,その活動は国内のみならず国外にも着実に認知されてきている。
ステータスアクティブ
有効開始/終了日2022/04/012027/03/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥17,160,000

キーワード

  • 環北太平洋域
  • 地域類型論
  • 危機言語
  • 形成プロセス
  • 系統と類型
  • 環北太平洋地域諸言語
  • 日本北方言語学会
  • 『北方言語研究』14号
  • 『北方言語研究別冊』2号
  • テキスト資料刊行
  • 若手研究者支援
  • フィールド文献学