漢方薬・大建中湯を応用した慢性大腸炎関連発癌に対する新規薬物治療戦略

  • Kadowaki, Makoto (研究代表者)

プロジェクトの詳細

研究成果の概要

5日目から急性大腸炎を発症するDSS誘起急性大腸炎モデルに疾病前状態を予測する動的ネットワークバイオマーカー数理理論を適応し、238個の遺伝子群が最も大きくゆらいだ3日目が疾病前状態、すなわち未病状態であることが分かった。本遺伝子群の多くがNK細胞に関係するため、NK細胞を除去したところ急性大腸炎は抑制され、NK細胞が未病状態から病態発症の過程で重要な役割を果たしていることが明らかとなった。
ステータス終了
有効開始/終了日2016/04/012018/03/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥3,380,000

キーワード

  • 大建中湯
  • 急性大腸炎
  • 疾病前状態の予測
  • 数理解析
  • 経時的全遺伝子発現解析
  • 慢性大腸炎関連発癌
  • 寛解期
  • 漢方薬
  • 大腸炎関連発癌