温暖化及び生育期間の延長が高山植物の成長特性に及ぼす影響

  • 和田, 直也 (研究代表者)

プロジェクトの詳細

研究概要

調査地2において調査したチングルマでは、OTCによる温暖化処理によって花の性表現が変化し、オス器官よりもメス器官への物質分配が増加し、その種子の生産性も増加した。以上のように温暖化は成長特性だけでなく、繁殖特性にも大きな影響を及ぼすものと考えられ、今後より詳しい調査が必要である。
ステータス終了
有効開始/終了日1997/01/011998/12/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥2,000,000

キーワード

  • 温暖化
  • 高山植物
  • 高山生態系
  • オープン・トップ・チャンバー
  • 物質生産
  • 繁殖生態
  • 伸長成長
  • 葉の特性
  • 種子生産