水素平衡法による極域雪氷試料の水素同位体比測定法の確立

  • 佐竹, 洋 (研究代表者)

プロジェクトの詳細

研究概要

次に-299‰のMIZUHO雪で、34回の繰り返し測定を行ったところ、Δ平衡法-還元法=-0.29‰と両法で差は認められなかった。また標準偏差も±1.2‰(1σ、n=34)であった。このように、水素平衡法によって、一般的な水素同位体比の測定精度といわれる±1‰程度の精度で水素同位体比の測定が可能になり、極域雷氷試料の水素同位体比の測定に使用することができる事が判明した。
ステータス終了
有効開始/終了日1998/01/011998/12/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥2,200,000

キーワード

  • 水素同位体比
  • 平衡法
  • 雪氷