プロジェクトの詳細
説明
水産重要資源であるヤツメウナギ類の資源管理・保全を目的として,分子生態学的手法を用いた性成熟制御機構の解明を目指した.分子遺伝学的解析の結果,正の淘汰を受けた遺伝子領域の存在が示唆され,そこに含まれる機能遺伝子の転写調節に影響をもたらすことが期待される構造変異の存在を明らかにした.また,生態調査を加えることで,性成熟制御に関わる成長や脂肪蓄積に,餌資源が重要な要因となっていること,および資源維持には,集団間の交流が必要であることが示された.
ステータス | 終了 |
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有効開始/終了日 | 2011/04/01 → 2014/03/31 |
フィンガープリント
このプロジェクトで扱った研究トピックを検索します。これらのラベルは、プロジェクトの研究費/助成金に基づいて生成されます。これらがまとまってユニークなフィンガープリントを構成します。