プロジェクトの詳細
研究概要
さらに,日本語・英語の男女各4名の音声を用いた検証実験では,500Hz程度の帯域幅のフィルタ・バンクを構築し,残響回復実験を行った.各帯域の信号包絡線が最大約8dB,平均約5dBの回復効果が確認できた.このように帯域毎の特徴が異なる広域信号でもフィルタバンクにより,狭域化することで,優れた回復効果が確認できた.本手法は計算を並列化出来る可能性があり実時間処理できるため,マイクロホンに小型化して組み込めるなど,応用範囲は非常に広く,実用化できる可能性がある.
ステータス | 終了 |
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有効開始/終了日 | 2001/01/01 → 2002/12/31 |
資金調達
- Japan Society for the Promotion of Science: ¥2,300,000
キーワード
- 残響
- 畳み込み
- ブラインド処理
- 逆フィルタ
- 信号処理
- たたみ込み