極低温原子・分子の同時トラップ-分子の共同冷却実験-

プロジェクトの詳細

説明

ヘリウムクライスタットとさらにバッファーガスを用いた分子冷却装置を作成し,レーザーアブレーションによる固体からの分子の生成シグナルが確認された。四重極電場シュタルク速度セレクターを製作し,常温のND_3分子から数K程度の速度成分のみを選択的に真空容器に導くことに成功した。超伝導マイクロ波共振器を作成し, Q値を3x10^5まで高めることができた。これらにより,分子の冷却・トラップの実現が研究の射程内に入ってきたといえる。
ステータス終了
有効開始/終了日2008/04/012011/03/31

フィンガープリント

このプロジェクトで扱った研究トピックを検索します。これらのラベルは、プロジェクトの研究費/助成金に基づいて生成されます。これらがまとまってユニークなフィンガープリントを構成します。