日本現存朝鮮左列平の調査とその語学的・書誌楽的研究

  • 藤本, 幸夫 (研究代表者)

プロジェクトの詳細

研究概要

慶應大学図書館の17世紀後半の資料に、訓読の符号の付されているのを発見した。筆者は日本の訓読は朝鮮から来たのであろうという、可能性を追求してきた。高麗時代に訓読のあったことは近年発見され、筆者は昨年の論文で、16世紀の訓読について発表した。この度発見の資料で、17世紀後半にも訓読の行われていたことが判明したことにより、朝鮮語史上大きな収穫となった。
ステータス終了
有効開始/終了日1992/01/011992/12/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥800,000

キーワード

  • 朝鮮書誌学
  • 日本古活字版
  • 刻工名
  • 訓読