新規の抗痴呆薬となるwithanoside類を用いたシナプス形成機序の解明

  • 東田, 千尋 (研究代表者)

プロジェクトの詳細

研究概要

Tyrosineリン酸化受容体抗体アレイを用いた解析を行った結果、sominoneで刺激により神経細胞およびmicroglia上のRETと、神経細胞上のACK1が速やかにリン酸化されることと、両分子ともにsominoneによる樹状突起伸展活性に関与している結果が得られた。これまで記憶改善作用との関連ではRETやACK1はあまり着目されてこなかった。本成果により、神経回路網再構築による記憶改善作用の鍵分子としてRET、ACK1の役割が明らかになる可能性が示された。
ステータス終了
有効開始/終了日2005/01/012007/12/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥3,850,000

キーワード

  • Withanoside IV
  • sominone
  • 記憶改善
  • 樹状突起
  • RET
  • ACK1
  • 神経回路網
  • 脊髄損傷
  • withanolide類
  • シナプス形成
  • 末梢性ミエリン
  • axon
  • neuregulin-I
  • estrogen receptor
  • PI3 kinase
  • 抗痴呆
  • 中枢神経損傷
  • neuron
  • myelin
  • Sominone
  • Memory improvement
  • Dendrite
  • Neuronal network
  • Spinal cord injury