排除可能公共財の価格による取引についてのゲーム理論分析

  • 平井, 俊行 (研究代表者)

プロジェクトの詳細

研究成果の概要

一部の情報財など民間企業によって供給されるような排除可能公共財の市場における取引についてゲーム理論を用いて分析をおこなった。特に、市場からの逸脱を防ぐような安定な価格について考察した。安定な価格の基本的な性質を確認したうえで、その存在のための条件について考察した。非常に厳しい条件ではあるが、一定の条件のもとで安定な価格は存在し市場需要関数から導出できることを示した。また、排除可能公共財の重要な例である特許ライセンスの交渉による料金決定についても考察した。
ステータス終了
有効開始/終了日2014/04/012018/03/31

資金調達

  • Japan Society for the Promotion of Science: ¥2,600,000

キーワード

  • 排除可能公共財
  • ゲーム理論
  • マッチング
  • 特許
  • 安定集合
  • 多主体間マッチング
  • 市場取引
  • 社会状況の理論
  • 交渉
  • 経済理論
  • 価格