プロジェクトの詳細
研究開始時の研究の概要
昨今漁業では著しい内部・外部環境の変化に対応するため各漁協で持続可能な産地経営が模索されている。生鮮水産物とは異なる特徴のあるノリ養殖業では漁協が漁業者の一次加工を委託生産する共乾を建設運営するケースが増え、その経済効果が分析されている。一方で、漁業者の考え方や資金面で加入をためらうケースが多い。こうした中、鬼崎漁協の共乾は加入率、総出荷枚数に占める加工枚数の割合がともに9割以上を達成し9棟の共乾を運営しながら鬼崎のりブランドを形成した。当該漁協のケースは既存研究の産地と何が異なるのであろうか。内部・外部環境を理解したうえで、産地内外に与えるインパクトと持続可能な共乾マネジメントを解明する。
ステータス | アクティブ |
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有効開始/終了日 | 2024/04/01 → 2029/03/31 |
資金調達
- Japan Society for the Promotion of Science: ¥4,550,000
キーワード
- 漁業協同組合
- 組織行動学
- 動機づけ
- 意思決定
- リーダーシップ