手指拘縮をもつ患者の手指汚染に関する基礎的研究

プロジェクトの詳細

説明

研究の趣旨に同意の得られた施設療養者の拘縮手はコロニー数が有意に多く、菌が蓄積し易い状態にあるということが明らかとなった。さらに、要介護度の高い療養階の方が皮膚常在菌以外の菌の検出が多く、特にバチルス属が多かった。しかし、一日の手指衛生については個々の身体状況によって異なり、方法は対象自らが行う手洗い、介護者による手指清拭、手指消毒剤を用いた手指消毒と様々であったため、今後、手指衛生方法および保清方法をより詳細に把握した上でケアの方法について検討していく必要があると考えられた。
ステータス終了
有効開始/終了日2011/04/012014/03/31

フィンガープリント

このプロジェクトで扱った研究トピックを検索します。これらのラベルは、プロジェクトの研究費/助成金に基づいて生成されます。これらがまとまってユニークなフィンガープリントを構成します。